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帰国⑴ モスクワ空港-帰国までと味噌汁で失神しかけた話


鼓次郎です。


今日はモスクワ、シェレメチェボ空港に着いてから帰国するまでの話をします。


16:30分ごろ空港着。

JALからのメールにはターミナルDとの記載だったが、実際にはターミナルFでした。

最初Dに行くも空いてなくて焦る。早くもこの旅は楽しくなりそうである。


空港職員の方。11日の便で帰国した方から情報を頂き、Fに無事到着。


空港入口で荷物検査。

iPhoneのロックを解除する事と、PCの、電源を入れる事を要求される。

?何故?

と思ったが後から聞くと、ケータイやPCの形

をした爆弾などの持込のチェックらしい。

正規の電子機器として機能しているか。

なるほど。この検査は初めてだった。


空港内に入ると、一階の売店は、普通に営業している。これはとても助かる。


二階に上がるとすでに日本人の方々が沢山集まっていた。

この4ヶ月、マジで日本人に会ったのが2人だけ(しかも数回しか話していない)だったので、ちょっと不思議な気持ちになる。




荷物多すぎ!


チェックインカウンターに並ぶ前に更にもう一つゲートが有り、入場制限をしている。

ビジネスクラスからの案内。続いてプレミアムエコノミー、エコノミーへと続く。


急いでも仕方ないのと、ソーシャルディスタンスを取りたかったので、列の最後尾が入るまでベンチで待つ。

結局そのチェックイン前のゲートを僕が抜けたのは18時頃。


チェックインカウンターに並び華麗に荷物を預ける。

預け荷物2個、各23Kg制限、その二つを

22.6kg, 22.4kg

というパーフェクトな配分で完了。マラジェツ!

持ち込み荷物も10キロジャスト。



そしてパスポートコントロールへ向かう。


係員のお姉さんと華麗に挨拶を決めて、笑顔を携えながらチェックが終わるのを待つ。

向こうもロシアのパスポートコントロールの係員としては珍しく愛想が良い。

流れは完全に俺の所に来ている。


と、その時、お姉さんの眉間にいきなり深いシワが刻まれる。

「あなた。VISAの有効期間。切れているわよ。」




ふふふ、甘いな、想定済みだぁ


「移民局が最近まで開いてなかったのと、電話をして問い合わせをしたら、6/15までVISAが切れていても出国に問題は無いと言われましたぁ」



自信満々に、そしてちょっとムッとした感じで伝えてみる。

どや。


そのお姉さんが人を集め、3人程で何やら相談を始める。話がまとまった模様。

1人のあんちゃんが

ちょっとついてこい

と言って、別の部屋の前に案内される。




中の職員と何やら相談している。

まぁすぐ終わるだろうと余裕こいて待つ。


5分.10分経つ。


次第に周りから人の気配が無くなっていく。

15分後、とうとう広いチェックインカウンターの周りにいる人間は俺だけになる。

しかも搭乗時間に後数分でなってしまう。





流石に焦ってくる。

後10秒待って無理だったら猛抗議しようと決めた瞬間、あんちゃんがパスポート持って出てきた。

再びラスボス、パスポートコントロールのお姉さんの元へ。


じっとパスポートを見つめるお姉さん。

そして。スタンプ台にパスポートを乗せる。


後ろにいるあんちゃんをみると、頷きながらニッコリ。


ウラーッ!






結局なんだったの?

って聞いても誰もVISAの期限が切れてるって以外理由を教えてくれなかった。


一昨日の便で帰った方も警官に突っ込まれたらしいし、何だかそこらへんVISAの扱い決めてくれよとも思ったが。


特に12日に非労働期間終わったから移民局が再開したからという事?

でも13日の便の前に延長手続きは無茶じゃないか。。

今回は、ルール変更の隙間に落っこちたと解釈するしかない。


とりあえず、まぁ通り抜けられたからよしとするか。


そして

無事に搭乗に間に合い、機内に入る。

なんとまぁ。ビックリするくらいいつも余裕を持って行動出来ないな。

今回は、本当に焦った。


でも時間があったらおセンチな気持ちになって居ただろうなと考えると、まぁ最終的には乗れたし考える暇もないこの感じは良かったと思う。ですよね?

そういう事にさせて下さい。

ここからは完全に余談



味噌食べて失神しかけた話。



さて、本題に入ろうと思う。ここから?


JALに離陸後1時間ほどして、夕食の時間がやってくる。

今晩のメニューは

ポークミラネーゼ

or

鳥のみぞれ煮


との事。


ふむ。どちらも美味しそうだ、でも正直に言うと日本食という意味で鳥のみぞれ煮に軍配が上がる。


が!!!しかし!

今日本食を食してしまうのは如何なものだろうか。勿論JALだし機内食もある程度の美味しさはあるはずだ。

が、しかし俺はきっちり帰国して地上で味わいたいんや。


しかも第一便で帰った人曰く、鶏そぼろ弁当が検査待ちの間で出るとの情報を経ている。

そして、それが超美味かったらしい。。


ここで中途半端に和食を食すとは愚の骨頂!

しばしまてぇい!


江田島平八ばりの頑固さで心に決める。


更に和食への興味を極限まで高めるべく、機内の映画では孤独のグルメと深夜食堂をチョイス。


それでもなお私は鳥のみぞれ煮は選ばないッ


などと考えていると、食前のお飲み物はいかがですかぁ~

との事。

ビールをチョイス。

銘柄は

アサヒ、キリン、プレモル、エビス

の4択。

流石、日本が誇る盤石の四天王である。





自分的に1番アサヒが普段からよく飲むけど、エビス高くて滅多に飲めないからという激ショボい理由でエビスにする。


乾き物と共に手渡される。


久々のエビス、旨し。

ロシアビールとは違うキメの細かさ。

舌に残る苦味がうおー!エービースー!

という感じ。エレガント、そしてファビュラス。叶姉妹みたいなビール。


おつまみもベーシックなアラレの詰合、という感じで過不足ない。いいじゃないか。



と、堪能していると、カートの音がしてきた。

毎回思うけど、飛行機内で配膳を待ってる時の気分、すっごく良くないすか、、?

ワクワクするんよね。

2択なんだけど直前までチョイスを迷ってしまう感じとか。飲み物も食事への相性はもちらん、

フライト全体の事を考えて、アルコールにするのかその他にするか。。


今回も直前まで揺れるが、そこは漢である。

ブレずにポークミラネーゼを選択。

飲み物はエビスに続投して頂く。




ポークミラネーゼにも味噌汁と素うどんが付いてくる。結局中途半端に和食が少し入ってしまった。

「カイジくん、へたっぴさぁ。」

と班長大槻の声が聞こえた気がして少しムカつく。

残せばいいと思うかもしれないが、一度注文した物を食べれるのに残すほうがダサいと思うのである。全て自己責任。


とりあえず、お腹を馴染ませる為の具なし味噌汁を一口啜る。




!!!!、!!!!!


ファー




ファーって




ふええ





失神しかける。


何だこの美味さは、、、!


よくよく考えると、味噌を実に日本を後にしてから一度も口にしておらず、今回が4ヶ月ぶりの味噌汁である。


モスクワでは、醤油は日本産も全然手に入る、みりんも場所によって売ってる、日本酒もだしの素も米酢も手に入る。


が、味噌だけは俺は一度も売ってるの見た事がなかった。


当然、味噌の味に対して無防備な舌と身体はびっくりしてしまう。

走馬灯の様に味噌との思い出が蘇る。

デスノートに再び触れた夜神ライトのよう。


ククク、全て思い出してしまったぜ、、。


因みに言うとこの味噌汁、本当にほぼ味噌のみ、の具なし味噌汁である。

日本に住んでいて飲んだらまず美味いとは感じないだろう。

そしてモスクワ滞在中に特に日本食シックにもならなかったので、ここまで味噌で感動するとは思わなかった。身体は調教済みのようである。


これで帰国後にしっかり出汁を取った味噌汁、しかも具沢山のやつ、、

あ、豚汁とか食ったらヤバそう、、まずい、想像だけで涎が止まらない。

帰ったら即食べる。

味噌イズナンバーワン。


因みに味噌汁の逆サイドに控えていたうどんはまぁ、そんなに感動はせず、

うん、うどん

以上の感想は出なかったです。

なので日本食に飢えていると言うよりは味噌に飢えているようです。


食後のアイスとコーヒーもペロリして夕食は終了。

ごちそうさまでした。


映画なんやら見たりしてあっという間に朝ごはん。

待ってました。


メニューはなんでしょうかな?




、、、












鶏そぼろご飯!



次回は帰国後から検疫、PCR検査、自宅に帰るまでを書きます。


HAJIME KOJIRO



毎日の音日記↓



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