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入国〜 モスクワから出れなくなった経緯 ロックダウン


最初はざっくりと、入国してから帰れなくなるまでの事を時系列で書いてみようかと思う。



2020/1/17 ロシア入国


1/17にモスクワはドモジェドヴォ空港に到着した。

4回目のモスクワ。何度来ても滞りなく入国できるか空港を出るまでドキドキする。

というのも毎回大荷物だから。和太鼓を今回も持って来ているからである。



今回はJALで来た。少し割高なのだけれど、JALは預け荷物のサイズ制限&重量制限んが他の航空会社に比べて間口が大きいから。3辺合計が203cm、重量は23キロまで2つ可能、これが無料なのは僕のようなお金のない和太鼓奏者にとってはとても有り難い。ちなみに多くの航空会社は3辺合計が158cmまで。これは絶妙に入りきらないサイズなんです和太鼓が。



モスクワの街の夜はどこもかしこもライトアップが綺麗
到着した頃の市内風景

今回なぜ長期間ロシアに住む事になったか

というと、留学&今後ロシアと日本を行ったり来たりの生活になる予感がプンプンして来たので、ロシア語を一丁勉強しておこうと。あとこちらでライブをやりたかったから。ロシアの生活はネットで調べてもあまり日本語では知りたい情報が出てこない。いや、多分観光だけなら良いのだろうけど、ライブハウス事情とか、音楽の事情とか。

2月の入学まで期間があるので、観光したり、してゆったり過ごした。






2/3 大学入学



僕の入学した大学はモスクワ中心部から南に少し離れたところにある。

学校も日本の学校とは違い、入学手続きなど入学日にその場で全て済ませる。あたふたしたけど、無事入学。

留学生はトルコ、ブラジル、韓国、ガーナ、アメリカ、中国、イタリア、タイ、などなど割と平均的に世界中から集まっている。


この頃からすでに中国、韓国でのコロナウイルスは話題になっていた。でもロシアではまだそこまで危機感はない感じ。

中国、韓国の友達に家族は大丈夫かなどと話を聞いたりしていた。





2月末〜3月頭 航空制限強化、自宅隔離開始



この頃に日本の航空便(主に北海道から)や、感染拡大国からの入国者への規制が強まり始める。

今回来てみて気づいたのだが、割とロシア人は「なんとかなるだろう」感が強いというか、楽観的?運命に身を委ねる?という感じが強い気がする。

自分などはアジア人の風貌なので、正直に言って差別などを受ける事を覚悟していたが、この記事を書いている現在まで、僕は経験していない。(人によっては受けているようなので、自分は運がいいだけの可能性もあるけど)



市内にマスクをしている人も殆どおらず、僕もまだそこまで警戒はしていなかった。

が、この週に日本人留学生が地下鉄での検温チェックに引っかかり、拘束されているとの情報が。身を引き締めないとなとは思う。



因みにこの頃から65歳以上の高齢者は自宅待機が義務付けられていたようで。

ヘルパーさんなどが買い物をして届けるなどの措置はとても早かった。

ロシアで好きな光景の一つ、若者が街中でお年寄りを助けている場面をよく見かける事。

大荷物を持っている方がいれば荷物を運ぶし、地下鉄では当たり前に席を譲るし、みんなお年寄りを大切にしている印象。これは見習わないとなと思った。当たり前なんだけど。





3/16 外国人入国制限(VISA発行含む)/ イベントなどの禁止


国からの発表で3/18-5/1までの期間、外国籍者の入国制限及び、新規VISAの発行停止との事。更に学校からも入校禁止でこれからはオンライン授業に移行するとの連絡が。しかも4/10まで。(因みに僕の在学期間は4/10までの予定。終わった。。。)

ここで『ん〜そろそろヤバイかも」となってきた。

出国はできるようなのだが、僕は4月帰国予定。



更に、モスクワ市内でのイベント、展示、スポーツなどは全て禁止(主に50人以上集まる可能性があるもの)。

ライブハウスに出演交渉をしていた時期だったのだが、全て搔き消える、、、チーン





3/23 日露フライトをチャーター便のみの運行にすると決定

→3/26 全ての国際便フライト停止の決定。。





🇷🇺帰れない事決定!🏆






実際には日本に飛んだ最終便は3/28のJALのモスクワ成田だったのだけれど、

3/26に帰国するか否かの決定を迫られる。

悩みに悩んだが、授業期間もまだ残っていたし、今後の事を考えると今のロシアの対応をみておきたかったから。



今回の様な緊急事態の時、その国の首脳陣の判断決定などは当然傾向があると思うのだけれどこの頃はロシアのその「傾向」というものがまだ掴めていなかった。

決定から施行までのスピード感だったり、その後の規制の法的拘束力や、市民の動きなど。



これから長くロシアに住む可能性が有るのなら、有事の時の対応をしっかりみたいと思い残留を決意した。

あと今日本に帰る方が危ないと思った。(これは日本政府の対応を見ていて。今現在も更に酷くなってますね、腹たつ。)


そしてVISAの延長も無条件で90日間可能との事。(ロシアにしてはこれはかなり驚きの対応らしい。しかしながらこの時点では手続き方法などはまだ全て霧に包まれたまま、、、


3/25 プーチン大統領動画演説3/28-4/6の非労働期間発表


ライフライン関係、公共交通機関など以外は仕事を休む様にとの通達がなされる。

休業期間の補償はしますと。

(これは最初うおーロシア政府やるじゃん!と思っていたが僕の勘違いで、実際の所労働者に補償するのは政府じゃなくて会社がそれぞれ行いなさいとの事らしい。 すごい面白いのはロシアでは労働者への賃金の支払いの国への申請だったりがかなりグレーなところが多いのと、当然そんな蓄えがない企業も多く、そんな会社は有給を使って郊外に行け!などと言っているらしい。笑

(因みにロシアでは”ダーチャ”という郊外のカントリーハウスを持っている家庭が多く、そこに避難している人も沢山いるそうです) この時外出許可証が必要になるとの噂が出るが、これはまだ先のお話。






4/1 移民局にVISAの延長申請へ



受け入れ滞在先の最寄りの移民局へ行く。

が閉まっており、違う移民局の住所と電話番号が貼ってあり、そこに移動する。

違う移民局到着、閉まっている。違う移民局の住所と電話番号が貼ってあり、そこに移動する。

違う移民局到着、閉まっている。違う移民局の住所と電話番号が貼ってあり、そこに移動する。。。。。。。。

宝探しゲームか何かですか。



何軒かはしごしたのちようやく開いている移民局にたどり着く。

入ろうとすると入り口のおっちゃんに止められる。

「ちょっとちょっと、今は入られへんで、今は死亡届のみ受け付けてます」




、、、、、










VISAが切れるから申請に来た、切れた場合はどうしたらいいのか聞くと、


「知らんけど、政府がいいって言ってるからええんちゃう?知らんけど」


みたいな返事されて途方にくれる。

でその後近くの友達の家でしこたま酒飲んで酔いつぶれる。





4/2 プーチン大統領より非労働期間が4/30まで延長 。。。。。。。。。





4/11モスクワ市長令 4/15から外出には電子許可証が必要との事。



以下条件(在露日本大使館より抜粋)

(1) 通勤用(1回の手続きで4月30日(木)まで有効な通行証が交付され,移動の回数は制限されないもの。雇用主の名称・納税者番号(ИНН)等の情報が必要。)

(2)医療施設への移動用(1日単位での発行だが,発行回数の制限はなし,具体的な医療施設の名称や住所に関する情報が必要。)

(3)その他外出用(外出毎に毎回通知が必要で1回のみ有効で,一人あたり1週間に2回までに制限。最寄りの大型スーパーへの買い物等用が想定され,目的地の住所情報等が必要。


違反者は罰せられる”場合がある”

これ重要、なんていうか基準がわからん。

・4月17日 アエロフロートが8月までの新規旅券の販売を止める。←New!


アエロフロート(ロシアの航空会社)が8月までの新規旅券の販売を止める。

ほいでしれっとJALからも5/1の振替便が再度運休になるとの情報が。5/31まで運休。。。

いよいよ面白くなって来ました。





果たしていつ帰れるのか。





続く




追記

最近日記みたいに毎日一曲作ってSoundcloudに曲をあげてます、良かったら聴いてみてください。


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